結論から申し上げますと、ティッシュで目の横から耳の後ろをさするだけで「近視や乱視が治って視力が回復する」という医学的な根拠(エビデンス)はありません。
ただし、この動作によって**「一時的に目がスッキリした」「視界が明るくなった」**と感じる可能性は十分にあります。その理由と、期待できる効果について整理しました。
なぜ「良くなった」と感じるのか?
このマッサージは、主に以下の2つの効果をもたらしていると考えられます。
血流の改善とコリの解消 目の周りやこめかみ付近(側頭筋)には、視神経や目のピント調節に関わる筋肉とつながりがある組織があります。ここを優しく刺激することで血行が良くなり、眼精疲労が一時的に和らぐため、視界がクリアになったと感じることがあります。
リンパの流れを促進 耳の後ろには大きなリンパ節があります。目の横から耳の後ろへ流す動きは、顔周りの老廃物を流すリンパマッサージの動きに似ています。これにより、目の周りのむくみが取れ、まぶたが軽くなる効果が期待できます。
注意点:やってはいけないこと
「良くなる」と信じて強くやりすぎると、逆に目を傷めるリスクがあります。
眼球を直接押さない: 眼球自体を圧迫すると、網膜剥離や眼底出血などの重大なトラブルにつながる恐れがあります。
摩擦に注意: ティッシュで強くこすると、皮膚に微細な傷がついたり、シワや色素沈着の原因になります。もし行う場合は、クリームなどを使って**「撫でる程度の優しい力」**で行ってください。
根本的な解決にはならない: 近視(眼軸が伸びている状態)などは、マッサージで物理的な形が変わるわけではないため、眼鏡やコンタクトが不要になるほどの回復は見込めません。
本当に目をリラックスさせたいなら
もし「目の疲れを取って視界をクリアにしたい」という目的であれば、以下の方法の方が医学的に推奨されることが多いです。
ホットアイマスク: 目の周りを温めることで、涙の成分を出す「マイボーム腺」の詰まりが解消され、ドライアイや疲れ目が改善します。
20-20-20のルール: 20分おきに、20フィート(約6メートル)先を、20秒間眺める。ピント調節筋肉の緊張をリセットするのに有効です。
「ティッシュでさする」方法は、あくまでリフレッシュ法の一つとして、力を入れずに楽しむ程度に留めておくのが良さそうです。
他にも、ドライアイや特定の目の症状でお悩みであれば、具体的な対策をお伝えしましょうか?
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